EN13329(耐摩耗性)
耐摩耗性クラス
初期磨耗試験結果(IP値)で耐摩耗性クラスを決める
ラミネートフロアの耐摩耗性クラスの試験と評価は、「EN13329 Annex E」
- 耐摩耗性の試験方法やその評価方法は複数ありますが、ラミネートフロアの耐摩耗性は初期磨耗(すり傷の目視確認)発生までの試験結果を採用しています。
- 試験機と試験方法は EN ISO 6506に従います。ISO 6506試験機は車両(鉄道車両など)の高圧化粧板(HPDL、HPL)の耐摩耗性試験で使用される回転式試験機です。
- HPDL(HPL)の耐摩耗性評価は、初期磨耗値(IP)と最終磨耗値(FP)の平均値(足して2で割る)ですが、ラミネートフロアの耐摩耗性は初期磨耗値(IP)で評価します。
- フローリング(JAS)の耐摩耗性試験でも同様の試験機が使用され、試験機500回転時の重量減少率で評価します。JAS規格フローリングの耐摩耗性は、試験機500回転で発生した傷で試験後の重量が減少(軽くなる)する商品です。
ラミネートフロアの耐摩耗性クラス(AC)と初期磨耗値(IP)の関係を図解いたします。
クロノテックス商品の耐摩耗性クラスは下図の通りです。
AMAZONE(10x113x1380mm)の初期磨耗値:IP=5800
MAMMUTの初期磨耗値:IP=7900
